
ホクロ(黒子)は、医学的には色素性母斑と呼ばれます。皮膚表面にメラニン色素をもった母斑細胞が高密度で集中し、褐色~黒褐色を呈します。まれにホクロから毛の生えている場合もあり、これは獣毛性母斑と呼ばれます。
ホクロは良性の腫瘍の一種ですので、そのままにしておいても体に害を及ぼすことはありませんが、美容的な観点からは様々なお悩みのもとになります。現在では美容技術の進化により、自宅でできるホクロ除去クリームやもぐさなど、ホームケア用品も様々なものが市場に出回っていますが、やはり安心・安全・確実に、治療跡を残さずに除去するのであれば、美容皮膚科での除去がおすすめです。 (実際に当院でも、ホクロ除去クリームを使用してかえって状態が悪化してしまった、もぐさを使用してやけど跡が残ってしまった、というご相談を年に何件もいただきます。)
ホクロは、その大きさや形によっていくつかの除去方法があります。
切縫法はくりぬき法とも呼ばれる方法です。 メスを使用してホクロの組織だけを丁寧に取り除きます。 その後医療用の糸を用いて切開線を目立たないように縫合して終了となります。縫合糸は約一週間後に抜糸いたします。



電気メスの原理を応用し、電気の熱でホクロの色素細胞を焼灼します。平らなホクロや小さめのホクロに適応となります。 治療後は一旦かさぶたのような状態になり、それが治っていくにつれて肌色の綺麗な肌が表れてきます。術後の通院は必要もなく、短時間でホクロを取ることができる方法です。類似した方法としては、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)、ヤグレーザー、サージトロンなどの方法もあります。
これらはいずれも、熱でホクロの色素細胞にダメージを与え取り除いていく方法です。


ホクロの大きさ・形状・位置を医師が拝見し、切縫法と電気分解法どちらで治療していくかご相談いただきます。ご費用のお見積りも併せて行います。
ホクロ除去は、ご希望されれば当日に施術までお受けいただけます。治療部位にしっかり麻酔をし、丁寧に医師が除去します。
※当院ではホクロ除去の場合にも、熟練した経験豊富な医師が担当いたします。
切縫法の場合には、約一週間後に抜糸がございます。抜糸は5分ほどで終了いたします。
※電気分解法の場合にはご通院は必要ありません。
術後は肌色に似た保護テープを貼っていただきます。 このテープが、治療部位を外部刺激から保護し治療跡を残さず除去する手助けとなります。
テープはご自宅で適宜取り替えていただきます。

手術はもちろんのこと、カウンセリングにも充分に時間を取って丁寧に行います。患者様のご希望お聞きし、納得をいただいてから手術を行います。

『仕上がりの美しさ』を常に求めるため、専門のドクターが充分に手術の時間枠を確保し、ゆとりをもって丁寧に手術を行います。

当院は、美容外科専門医集団です。仕上がりの美しさを追求するべく日々研鑽に努めています。

医療資格のないカウンセラー・コンシェルジュ・エステティシャン等は在籍しておりません。資格のある医療従事者がすべての患者様へ対応させていただきます。

すべての患者様に満足していただけるよう、手術後のアフターケアまで、しっかりとサポート致します。

患者様に料金をしっかり提示しご納得いただいたうえで施術を行っています。

未成年の方の診察は、保護者の親権者同意書が必要です。
>親権者同意書ダウンロード